なぜ顔がたるむのか、メカニズムをご紹介します。

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たるみのメカニズム

7割以上の方が、初対面の人の第一印象を顔で判断します。
つまり、顔がたるんでいる人は実年齢よりも“老けて”いると相手に捉えられてしまします。
顔のたるみ=老け顔(老化)
たるみのない「お顔」は周りに若々しい印象を与え、気持ちも明るく健康的な生活を送れます。

人はなぜ年を重ねると、顔のいたるところがたるみ“老けて”いくのでしょう。
※たるみとは重力により皮膚が下垂した状態のことを言います。

年齢を重ねるにつれて現れる顔のたるみは、重力により形態が下垂して生じます。その原因は皮膚のみならず、皮下脂肪・筋肉・骨・靱帯なども関与しており、顔の構成組織全体が加齢性変化をするためです。

肌表面の弾力(ハリ)や潤いを支えているのは、「真皮層」のエラスチンコラーゲンです。
肌の弾力(ハリ)はコラーゲン線維の方向が複雑に絡み合った立体的な網目構造となってます。(下図①参照)
若い(正常な)肌は網目が、一定の間隔をあけて存在しているのに対して、ハリや弾力のない肌では、網目が増えすぎて、皮膚組織の柔軟性をなくしてしまいます。(下図②参照)
真皮層はその下にある皮下組織も支えてます。つまり表皮の部分と皮下組織を支えている状態です。
皮下組織は、概ね20歳から徐々に減っていき、真皮層も30歳を過ぎると衰えるので、肌を支える力が弱くなりたるみが生じてきます。
特にたるみを感じる部分として、目の下、頬、鼻のワキから口角、フェイスラインなど脂肪の多い部分です。

皮膚のたるみ図1

顔のたるみとは

加齢によって皮膚の真皮にあるコラーゲンが減少、紫外線によって肌が傷つけられ、乾燥による皮膚の水分減少、筋肉の衰えにより“たるみ”と“シワ”が発生します。
またこのような(目を擦る、口周りを擦る)や頬・フェイスラインへの過剰なマッサージによっても肌は“たるみ”ます。

若い肌:たとえ重力があってもハリや弾力があり、肌はピンと張った状態です。
衰えた肌:重力に負け、下へ下へと下がり、たるんだ状態です。
(皮膚のたるみ図1参照)

図2

肌構造は大きく分け「表皮」「真皮」「皮下脂肪」の3つの層から成り立ちます。
ただ、「顔」の肌には“真皮”と骨をつないで皮膚を支えている靭帯があり、これが顔の肌を支えるのに大きな役割を果たしています。

加齢や紫外線によって筋肉の力が衰え肌を支える靭帯の力が弱まり、たるみが発生します。

たるみの原因

皮膚には「表皮」「真皮」「皮下脂肪」の3つの層があり、その下に「筋肉」「骨」となります。
皮膚内の構造を元にたるみの原因を解説します。

図3

真皮層のたるみ

図3 肌の構造にある“真皮”を参照ください。
「真皮層」は表皮内側にある層です。
ここには、毛細血管やリンパ管などが張り巡らされ真皮層を支えて酸素や栄養素を送り、老廃物を運び去る役割を担っています。
真皮層の主な成分はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、線維芽細胞などです。

■たるみの原因
皮膚質の低下・下垂

加齢と紫外線による光老化によって皮膚は薄くなり、弾力性の低下も伴って下垂してきます。
表面積も拡大します。
真皮を支える役割を果たす線維成分であるコラーゲンとエラスチンが緩むことがたるみの原因となります。

皮下脂肪のたるみ

図3 肌の構造にある“皮下脂肪”を参照ください。
「皮下脂肪」は「真皮層」の下にある層です。
ここにある脂肪層が皮膚をクッションのように支え、持ち上げる働きをしています。
脂肪の間にはコラーゲン線維がありますが、この線維の強度が衰え皮膚を支える力が弱まり顔に“たるみ”を生じます。

■たるみの原因
皮下脂肪の減少・下垂

加齢とともに皮下脂肪の減少や下垂が起き、たるみの原因となります。
フェイスラインでは皮下脂肪が下に移動することがたるみの原因になります。

筋肉のたるみ

図3 肌の構造にある“筋肉”を参照ください。
「筋肉」は「皮下脂肪」の下にある層で、特に顔の筋肉は「表情筋」と呼ばれます。
この筋肉は皮膚に張り付いているので、筋肉が衰えることが顔のたるみを生じます。
脂肪の間にはコラーゲン線維がありますが、この線維の強度が衰え皮膚を支える力が弱まり顔に“たるみ”を生じます。

■たるみの原因
筋肉の機能の低下

加齢によって表情筋の緊張が変化してその動きが悪くなり、たるみの原因になります。

その他

■たるみの原因
骨格の縮小・形状変化

加齢とともに骨密度が減少して、骨が小さくなります。眼窩のまわりは広がり、こめかみや頬・上あごはへこみ、下あごは小さくなります。土台である骨がやせると筋肉・皮下脂肪・皮膚が十分に支えられずに垂れ下がり、たるみの原因になります。

靱帯と膜様構造物(SMAS)

顔には骨から皮膚にかけて貫くように複数の靱帯(維持靱帯)が付着していて、杭のように皮膚を骨につなぎとめる役割をしています。加齢によって靱帯が衰えると組織を支える力が弱くなり、皮膚や脂肪が下垂し、たるみの原因となります。
皮下にはSMAS(表情筋膜層)という膜状構造が存在します。フェイスリフト手術で最も重要なもので、これを引き上げることで顔のたるみを長い間改善させることができます。SMASにはいくつかの靱帯がつながっていて、組織の下垂に大きな影響を及ぼしています。

まとめ

たるみは皮膚の弛緩や下垂だけでなく皮下脂肪・筋肉・骨などの形状変化や靱帯の弛緩が複合的に関与して生じてきます。
以上のような加齢による変化を理解した上で、それぞれの変化に応じた治療を施すことで、たるみの改善を図ることが可能となります。